私が使った問題集や参考書はコレだけ!
漢検1級に一発合格したとき、私が使った問題集や参考書、辞書はこれで全部です。
辞書3冊、問題集4冊、過去問4年分のみ。
あれ?思ったよりも少ないと感じましたか?
そうですよね、他の漢検1級合格者のブログなどを見ると、もっと多いと思います。
けれど私は決して「勉強量の多さ」をアピールしたくはありません。
むしろ、いかに少ない勉強範囲と勉強量で「狭く深く」攻める方が、合格に届きやすいと思っています。実際に私はこの量で、一発合格できています。
漢検1級に必須&おすすめの辞書たち
※絶版のため高騰していた漢字音符字典の【改訂新版】が2021年12月に出ました!
辞典・字典が3種。 漢検1級では辞典が参考書みたいなものですね。
漢検の漢字辞典と四字熟語辞典は言わずもがな必須です。
漢字音符字典は、読み問題の対策に効果バツグンなので超おすすめです!私はこれ無くして合格はなかったと思っています。音符字典の役立て方については、読み対策問題で紹介しています。
漢検1級に必須&おすすめの問題集たち
問題集は計4冊。 まず漢検から公式に出ている問題が、新旧合わせて2冊あります。完全征服の後継本が精選演習なので初めはいらないかなと思ってたんですが、やはり後から気になって買い足し中身を見てみると、収録問題も若干違ったので、購入して良かったです。よって精選演習、完全征服どちらも必要だと思います。
新星の頻出度順の問題集は、ほとんど過去問からの抜粋なので、簡単に感じてしまうと思います。それならそれで、より強い基礎固めが出来ますので、純粋に「漢検1級の問題集」として使用する価値は十分にあります。
同じ問題であっても、色んな型式で解いてみると、脳に残りやすいと感じます。それが例えページの並びや文字フォント、紙質が違うだけで同じ問題であっても。
本番の試験の型式に慣れるための成美堂出版の本試験型問題集は、毎年度新しいものが出ていますが、内容はほぼ同じだと聞きましたので、こちらは一番新しいものを1冊だけ使いました。
基本的に過去問以外の問題集等は、最新版のものを手に入れれば良いでしょう。
漢検1級の過去問題集たち
◆過去問…漢検1級の過去問題集(直近4年分)
過去は直近4年分=4冊。 年3回の計12回分の、漢検から出ている公式の過去問題集を手に入れました。古い年数のものもAmazonで買えますので、便利な時代になったものです。
4年分もあれば十分だと思いますが、不安な方や、過去分析の精度をもっと上げたい方は、あと1〜2年(3回〜6回分)過去問題集を足してください。
漢検から出ているものを基礎に、トコトン基礎を固めるべし!
私が使用したものは以上です。3冊の辞典を参考書代わりに、問題集は4冊のみ、過去問も4年分だけ。その代わり、どの問題集も過去問も3周〜4周やって、精度を上げて本番に挑みました。
これだけ!と言っておきながら後出しで申し訳ないのですが、この他に準1級のときに使っていた「漢検準1級 カバー率問題集」の付録である「カコカン」も、準1級のおさらいとして使いました。(準1級取得から1級の勉強開始まで数ヶ月間が空いてしまったので)
⇒ カコカンを使った準1級のおさらい方法はコチラ
ここに挙げた4冊の問題集と、4〜5年分の漢検公式の過去問、準1級取得から間が空いているならカコカンも。これらをシッカリと確実に自分のものにしましょう。
試験とは「基礎の基礎をきちんと理解できているか、それをもとにした応用問題にも対処できるか」を問うものです。
それらが出来ているかどうかの判断基準が、ちょうど合格ラインである8割程度なのです。
漢検1級の試験にひっかけやひねりは2割も出ません。いやいや、もっと多いだろう!と思っているのなら、それはまだ「基礎の基礎」が固まっていないからです。本当の意味での基礎をシッカリと固めて、自信をもって挑んでください。
基礎の固め方、試験に出る漢字の絞り込みの仕方、出題率80%以上の勉強ノートの作り方などを、6つのステップにまとめました。