漢検1級に一発合格した勉強法

漢検1級に受かるには、勉強方法にコツがあります!

私が漢検1級に一発合格したときの勉強法をすべて教えます!とことん効率よく勉強すれば、半年〜1年の勉強期間で漢検1級合格は可能です。
コツは、出題率80%以上の究極の自分ノート(1冊だけ)を作ることです!

漢検1級合格時に作った勉強ノートはコチラ

 

漢検1級は出題範囲が膨大です。常用漢字を含めると約6,000個、1級配当の漢字だけでも約3,000個あります。「気合と根性×丸暗記」で漢字辞典の1級配当漢字すべてを覚えようと勉強していたのでは、効率が悪すぎます。「時間をかけたから」「量を詰め込んだから」といって合格率が上がるような、そんな簡単な試験ではありません。

 

けれども、漢検1級を必要以上に恐れなくてもいいんです。

 

膨大な数あるからこそ「やらないこと」はバッサリ切り捨て、出題される可能性の高い=学ぶべき箇所を絞り込み、そこだけに全力を注ぐのです。実際に私はそうやって8ヶ月勉強して、初めての受験で一発合格できました。(H28年度 第2回)

 

使った問題集はたったの4冊です。過去問も4年分だけしかしていません。漢検1級は「とにかく1つでも多くの漢字を覚えないといけない」「辞典にも載っていないようなマニアックな熟語や当て字を覚えないと受からない」というものではないんです。

 

↓使ったのはコレだけ↓

使った辞書・参考書・問題集

 

基礎の基礎を完璧に仕上げることで応用問題にも対応できますし、その基礎がシッカリ身についているかを問うのが、漢検に限らず「試験」というものなのですから。

 

ポイントは、出題されそうな漢字を見極めること

漢検1級に受かるためには、常用漢字を含めると約6,000個、準1級にすでに合格している人であっても、新たに1級配当の漢字を約3,000個も追加で覚えなければならないといわれていますが…

 

漢字検定の級別配当漢字数グラフ

 

私は漢検の1級配当漢字を3,000個も覚えていません。1,770個だけです。出題されそうなもの(頻出漢字+α)だけに焦点を絞って勉強したからです。

 

では、勉強すべき漢字としなくてもいい漢字はどうやって見分けるのか?
それは漢検1級の「過去問」と「四字熟語」がカギとなります。

勉強ノートからの出題割合グラフ

 

それらをベースにしたまとめノートを作る勉強法でしてみたら、なんと!本番試験の82.5%の問題(200点満点中165点分 ※合格点の基準は160点以上)が、このたった1冊の自分ノートから出題されていたのです!

 

このように、過去問と四字熟語をうまく活用した、徹底的に効率の良い勉強方法、まとめノートの作り方をご紹介します。

 

私が漢検1級に一発合格したときの勉強順序、使った問題集などもすべて教えます。
このめぐみ式の勉強法で、1人でも多くの漢検1級ホルダーが増えることを願って。

 

こんな勉強法でしていませんか?

漢字辞典の1級配当漢字をすべて覚えようとする

辞典にも載っていない熟語や当て字を覚えることに時間を割く

一度覚えた漢字を忘れないように、何度も何度も復習する

地道にコツコツ続けてさえいれば、いつか受かると思っている

↓

めぐみ式」こうやって勉強したら合格できました!

勉強すべき漢字、範囲を絞り込む

⇒ 勉強した漢字は1級配当字の6割未満、それでも合格できました

⇒ 基本は「四字熟語」と「過去問」ベースです

「めぐみ式」でノートに整理してまとめる

⇒ 記憶の連鎖が作られるので、苦労して暗記しなくても覚えられました

⇒ 仕上がったのは1冊のノート、ここから82.5%が出題されました!

勉強する順番を工夫して、余計な労力を使わない

⇒ 急がば回れ!つまらない「丸暗記」はほぼしていません

 

具体的にどうやって勉強したのか? どうすれば漢検1級に合格できるのか?
勉強範囲の絞り込み方や、自分ノートの作り方などを詳しくまとめました。長いお付き合いになるかと思いますので、いつでも手順を見返せるよう、この勉強法を是非ブックマークやお気に入りに入れて頂けたらと思います。

 

 

効率がよく効果的な勉強の進め方のコツ

コツ

  • 勉強意欲と熱意のある初期は「勉強らしい勉強」を
  • ちょっと疲れてくるので、単純作業で脳をリフレッシュ
  • 単純作業に飽きてきたころ、また「THE 勉強」をする
  • 漢検1級の問題をドンドン解いてみる
  • 暗記をしていないのに覚えていて震える

少なくとも半年〜1年、それ以上はかかる漢検1級へのチャレンジ。
長期戦だからこそ、メリハリをつけて楽しみながら勉強しましょう!

 

初受験で受かった「めぐみ式」漢検1級の勉強法とは?

「めぐみ式」漢検1級の勉強法には、6つのステップがあります。

まずは四字熟語から

四字熟語をもっと詳しく

漢検1級の配当漢字を含む四字熟語のみで、準1級は対象に入れません

過去問の分析と絞り込み

過去問の分析をもっと詳しく

過去に出題された漢字をひたすら漢字辞典にマーカーするだけです

整理してノートにまとめる

勉強ノートの作り方をもっと詳しく

四字熟語と過去問の漢字をベースに、1冊のノートにまとめます(命名:めぐみ式)

問題集を解きまくる!

問題集の使い方をもっと詳しく

覚える努力をしていないのに、漢検1級の問題がかなり解けてビックリするでしょう

国字・当て字・故事を覚え始める

国字・当て字・故事をもっと詳しく

ある程度は暗記が必要なジャンルは最後の方にまとめて覚えます

ひたすら過去問と本試験型を解きまくる!

過去問と本試験型をもっと詳しく

過去問ならほぼ満点、本試験型は180点以上まで仕上げます

 

「もっと詳しく」ボタンを押すと、各過程のくわしい漢検1級の勉強法が見られますが、ステップ1〜6までの勉強の進め方、流れをもうチョット俯瞰したい方は、「もっとも効率が良い勉強の順番」をご覧ください。

 

漢検1級に合格する秘訣とは?

漢検1級の合格の秘訣は、基礎の基礎を完璧に仕上げることです。その基礎がシッカリ身についているかを問うのが試験というものであり、ひっかけや初見の漢字・熟語にも、揺るぎない土台が出来上がってさえいれば、対応できるように力はついているのです。

 

「めぐみ式 漢検1級の勉強法」では、四字熟語と過去問をベースとして基礎の基礎を徹底し、その基礎周りの知識も一緒に連想ゲームのようにつなげながら、1冊のまとめノートを作っていきます。

 

人間の脳のメモリは1,000テラバイトもあるそうです。(あまりに大きな数字なのでピンと来ませんが)つまり私たちが思っている以上に、かなりの量を記憶できるということ。ただ思い出すのが苦手なようなので、思い出しやすいよう、色んな情報を絡ませながらインプットしていくと、思い出しやすくなるそうです。

 

そのことを知ったので、私は自分だけの最強まとめノートを作ろうと思いました。この1冊に書かれたことさえすべて覚えられれば合格できる!というつもりで。なので、復習はこのノートをパラパラと読み返すだけ。ノートを作成している時点からすでに、強固な記憶の連鎖が作られていますので、忘れにくく思い出しやすいのです。

 

そして実際に、私が合格した時はこの1冊の対策ノートからなんと82.5%の漢字が出題されていました。(合格点は8割160点以上です)漢検1級の試験では、全部で130の問いがありますが、そのうち105問がノートで勉強した中にあり、これだけで165点分とれたわけです。(私の点数は、ミスもあって163点だったんですが…)ノーマークだった漢字は130問中25問で、点数で言うと全体の17.5%だけです。

 

本当に8割しか取れないなんて、合格ラインギリギリじゃん!危ないじゃん!と思うかもしれませんが、ノート1冊だけで初回でこれだけ取れれば、上々ではないでしょうか。(初回で合格できるのは受験者の数%程度だそうですよ)

 

基礎を固めて、とにもかくにも「受かること」を1番の目標にしたのがめぐみ式です。

 

著者:細川めぐみ

著者めぐみ

モットー:
★ 好きな言葉は「段取り八分」
★ 学ぶ前に「勉強法」を学ぶべし
★ 勉強とは「覚えること」ではなく「知ること」

 

職業:WEB関係のフリーランス
学歴:商業高校の高卒
家族:夫と娘2人の4人家族

漢検歴: 2級(平成27年度CBT合格/194点)勉強期間1ヶ月
     準1級(平成27年度第2回合格/173点)勉強期間3ヶ月
     1級(平成28年度第2回合格/163点)勉強期間8ヶ月

2級の勉強開始から1級合格までの期間は約1年半(途中休憩あり)
すべて一発ストレート合格です。
2級と準1級の勉強法は、巷で評判の問題集を数周こなして受かりました。
1級のみ「めぐみ式」で勉強した結果です。